いずみん仕事は好きでも、人間関係で疲れてしまうことってあります。
とくに、理不尽・感情的・攻撃的な人と関わると、心のバッテリーが一気に削られてしまう。
そんなときに大切なのが、
「うまく距離を保ちながら、自分を守ること」。
ここでは、ストレスを最小限にして働くための
“ちょうどいい距離感ルール”を紹介します。
① 反応しすぎない。「淡々と、必要な分だけ」
相手がどれだけ感情的でも、
こちらが反応しすぎる必要はありません。
- 返事は短くてOK
- 感情は乗せない
- 淡々と、必要最低限だけ
これを徹底すると、“これ以上踏み込めない空気感”が自然とできます。
相手が勝手に怒っていても、
あなたが巻き込まれる必要は一切ありません。
② 個人的な連絡はしない。仕事は“公式ルート”で
職場のトラブルの多くは、
非公式なコミュニケーション(個人LINEなど) で悪化します。
なので、
- 個人LINE → 返信しない / ブロックではなく自然に距離
- 仕事の連絡 → 会社の端末・メール・業務チャットのみ
これは、あなたを守る最強のルールです。
「誤解を避けるため、今後は仕事の連絡は公式ルートでお願いします」
と言えば100%正当。
あなたはすでに上司に相談し、承認も得ていますのでなおさら問題なし。
③ 話すときは“短く、結論から”
距離を置きたい人に限って、
長話・揚げ足取り・雑な指摘をしてくることがあります。
そんな相手ほど、
こちらは 「シンプルな会話」 に徹するのが一番安全。
- 「了解しました」
- 「こちらは〇〇にしておきます」
- 「それは上司に確認します」
この3つだけで十分です。
相手に“隙”を与えないことで、ストレスが激減します。
④ 自分の領域に踏み込まれたら“線”を引く
攻撃的な人の特徴は、
「相手がどこまで耐えるか」を試してくること。
そこで大事なのが、
線引き(境界線=バウンダリー)。
- 個人感情で責めてくる → 上司に報告
- 個人LINEで絡んでくる → 無反応
- できていないことを責められる → 公式窓口に相談
“黙って耐える”のが一番ダメージが大きいです。
正しい窓口に冷静に共有する。それだけでOK。
⑤ 相手が機嫌を変えてきても、こちらは同じ距離を保つ
加害的だった相手が、注意を受けた途端に
急に優しく・普通に・友好的に接してくる。
これはよくある行動で、心理学では
「リセット行動」「自己保身の取り繕い」 と言われます。
でも、ここで距離を縮める必要は一切ありません。
あなたは、
“今まで通りの距離”をそのまま保てばいいだけ。
距離はあなたが決めていい。
相手の態度に合わせて変えなくてOK。
⑥ 誰かの機嫌を取らない。自分の平穏を最優先にする
人間関係で疲れる人の多くは、
“気を遣いすぎる優しいタイプ”。
でも、職場で守るべきは相手の機嫌ではなく、
自分の安全と心の平穏です。
- 機嫌が悪い人に合わせない
- あなたが悪くない時は謝らない
- 無理に仲良くなろうとしない
これだけでも心の負担が劇的に減ります。
⑦ 事実ベースで淡々と“ログを残す”
今回のように相手が理不尽な場合、
あなたがしているように「証拠を残す」のは正しい判断です。
- いつ
- どこで
- 何を言われたか
- どんな態度だったか
感情ではなく、事実だけ。
これがあなたを守る“鎧”になります。
提出のベストタイミングは、
次に相手が同じことを繰り返した時・評価面談前・年度末の異動前。
(必要になり次第、自然に使える形で保管するのが◎)
まとめ:距離感は、あなたが決めていい
職場は「全員と仲良しになる場所」ではなく、
安全に、ストレス最小限で働く場所。
- 必要以上に関わらない
- 個人的な連絡はしない
- 感情的な相手には淡々と
- 線引きははっきり
- 上司に相談しておく
これらを続ければ、あなたの心はもうこれ以上傷つきません。



