『森のようちえん』知っていますか?
『森のようちえん』は、北欧発祥の、子どもたちを屋外で縦割り保育するスタイルのようちえん。
そして『ようちえん』と名前はついていますが、大切にしていることがあって
という、『いま』を生き抜いていく。『生きる力』を育むスタイルの『ようちえん』なのではないか?
といずみんは考えています。
『森のようちえん』の遊び場
『森のようちえん』の遊び場は、森だけにとどまらず、河や海、山など自然に囲まれた場所や、大きな都市部の森林公園など多岐にわたります。
どこで遊ぶ・保育するにしても大切にしているのは
『森のようちえん』は、自然なくしては活動できませんから、とても自然との調和を大切にしています。
天気も含め、晴れの日には晴れの日の遊びがあり、雨の日には雨の日の、雪の日には雪の日の遊びがあります。
また、季節の移ろいにも活動は変化します。
例えば、6月には桑の実が木になるのですが、野生の桑の実は一粒食べるだけで滋養たっぷり。
子どもたちは、必要な分だけ桑の木からとり、きれいにして食べます。
そして、来年度に入ってくる小さいくみさんに、
『この実(桑の実)は食べられるんだよ?食べてごらん?』と知識の継承をしていくのです。
これこそ、現代に必要な優しさであり、思いやりと思って
このやりとりを見るたびに、泣いているのは内緒です笑
『森のようちえん』の子どもたちの優しさ
この虫は触ったらダメ。
きのこはパフパフしていいやつと、ダメなやつがあるからいずみん(保育者のニックネーム)に確認。
この木はキノコが生えていて、菌が土に返すんだよ。
この道は滑りやすいよ。気をつけて。
痛いの?大丈夫?
などなど、最初は暴君だった子どもも少しずつ保育者の優しい言葉がけを覚えて、年長者から、年少者へ言葉をかけています。(逆もしかり)
まだまだ上手くいかない時は、子どもらしくケンカする日もありますが
相手への対処の仕方を自分なりに考えて、謝罪したり、仲直りしています。
子どもたちから、学ぶことも多く、大人では到底思い付かない仲直りの仕方をしていたり
『大人が口出ししない方が上手くいく』ことは多いのですね。
*危険なことや、命に関わることは、ちゃんと注意を受けるのでご安心くださいね。
『見守る』ことの大切さ
自分の子どものことになるとついつい、口を出して円滑にしようとしてしまうのが親心。なのかなと。
私も身に覚えがありまくりすぎて・・・笑
『森のようちえん』では、『見守る』ことの大切さも大事にしています。
とにかく、危なくなくて・大怪我しそうにない場合は
子どもたちを見守って、『信じて待つ』んです。
ということで、『ほったらかし』にしているように見えて、実はものすごーく見てるんです。
それが森のようちえんの『見守る力』。
やはり親にも求められる要素なのですが、ようちえんで鍛えられてる分『見守れている』かなぁと。
子どもたちは『見守られている』中でのびのびと遊んでいるんですね。
親も安心して、預けられます。
『森のようちえん』のフィールド
泥沼にハマってみたり、虫を捕まえてみたり、水溜りにお風呂のように浸かってみたり、木に登ってみたり、毛糸を使って編み物をしたり、寒くなったら『おてんとさん』の歌を大合唱してみたり、野山の恵みを集めて野染したり、お店をしたり・・・。
無限にある遊びの中から、今日の天気・季節にあった自分の『好き』を選んで、自然と共にある・いる。
保育者の温かな眼差しのもと、子どもたちはイキイキ・キラキラした出立ちで、自分の心にまっすぐに毎日過ごしています。
まとめ
いかがでしたか?
『森のようちえん』の子どもたちの遊び場についてご紹介しました。
自然いっぱいのところで、子どもたちがのびのび遊んでいるところ見てみたくないですか?
みたくなったら、体験会へ出かけてみましょう。
素敵な大人たち・子どもたち・新しい自分に、出会えること間違いなしです!
以下近くの『森のようちえん』が検索できる
森のようちえんネットワーク公式HPです。
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